就業規則って,なんでこんなに分厚いの?
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就業規則って,なんでこんなに分厚いの?


小さい会社に特化した就業規則作成の専門家
社会保険労務士の伊藤礼央(れお)です!

ブログにお越し頂きありがとうございます。
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私が就業規則を作成すると,
お客様から「こんなに分厚いの!」と
びっくりされることが結構あります。

私の就業規則は小さい会社さん用に
シンプルにわかりやすく作成しているので,
一般的には薄いほうだと思いますが,

それでも,30ページくらいにはなります。

また,それ以外に,
賃金規程と育児介護休業規程があるので,
合計すると50ページくらいになります。

就業規則を初めてごらんになる方には,
分厚く感じられるのかもしれません。

さて,それではなぜ,
就業規則は分厚くなってしまうのでしょうか?

答えは簡単。

書かなければいけないことが多いからです。


そもそも,就業規則に書かないといけない内容は,
労働基準法の第89条に定められています。
(以下単に「第89条」といいます)

第89条を見て頂くと,
一見たいした内容が書いていないので,
「これだけ?」と思われるかもしれません。

しかし,会社のリスクヘッジを前提に,
第89条に定める内容を就業規則に落とし込むと,
ある程度の分厚さ(文量)になることは否めません。

例えば,第89条の10号に定める内容は,
会社さんによっては,かなりのページ数に及ぶことがあります。
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第89条の10号
「前各号に掲げるもののほか,当該事業場の労働者のすべてに
 適用される定めをする場合においては,これに関する事項」
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これは,具体的には,

・服務規律や勤務心得
・教育訓練や研修制度
・福利厚生施設の関する事項
・旅費規定

などなど,です。

会社さんによっては,その重要度によって,
「秘密情報取扱規程」や「社内研修規程」等のように
別冊にするほどのページ数になることもあります。

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分厚ければよい,というわけではありませんが,

会社のリスクヘッジを考えると,
ある程度の分厚さ(文量)になることは否めません。

就業規則を初めてごらんになる方は,
就業規則の分厚さに驚かれるかもしれませんが,

上記のような次第ですので,
ご覚悟の程よろしくお願い致します。

(2015年5月25日投稿)


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